「クレイモデルエキシビジョン2006」に参加しているマツダE&Tのデザイン部デザインモデリンググループマネージャーの呉羽博史さんは、学生と組んでモデリング作業することについて、「各学校のそれぞれの傾向が分かる。日本の学校のカーデザインのレベルや教育環境はまだまだレベルが低い」とコメント。
また、「クルマは他のプロダクトと違って独自のもの。学生達の作品には“人を乗せて走る”という本質が欠けている」との感想を語った。
これからカーデザイナー、カーモデラーを志す学生に対して、「クルマへの思い、情熱は絶対になくさないでほしい。クルマは人と人とで作るもの、自分の考えをはっきり言える人になってほしい」と、デジタル化の進む社会で人としての芯の強さの大事さを説明した。