【ジープコマンダー 詳報】オンロードの走行性能も魅力

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ジープブランドのフラッグシップカーとして発売された『コマンダー』には、4.7リッターSOHCと5.7リッターHEMIの2種類のV8エンジンを用意している。

そのなかでも注目は、5.7HEMIだ。このエンジンは『300Cツーリング』や『グランドチェロキー』にも搭載されているハイパワーユニット。それでいながら、巡航時などの低負荷領域では4気筒分を休止させて、燃費を高めてくれるのだ。

ダイムラークライスラー日本、クライスラーグループマーケティング部 中村伸一さんは「コマンダーはグランドチェロキー譲りの洗練されたオンロードのハンドリングと、卓越した悪路走破性能を兼ね備えたモデルです。また、パワートレーンに関しても、上級モデルはハイスペックなHEMIエンジンを搭載し、0-100km/hを7.4秒で駆け抜ける実力を持っています」という。

実際にHEMIエンジンを搭載したコマンダーに乗ってみると、確かに力強い。2360kgもの車両重量をものともせずに、坂道をガンガン登っていく。

フットワークは、適度な硬さを持っており、しなやかなフィーリングで、コーナーを曲がっていく。もちろん重心が高く、車両重量も重いので、限界性能は高くはないのだが、意外なほどリニアリティのあるハンドリングを披露してくれる。アメリカンSUVだと、思って乗り込んだので、このシッカリとしたフィーリングには正直驚いてしまった。

コマンダーはエクステリアこそ、歴代のジープのテイストを取り入れ、クラシカルな雰囲気に仕上げているが、パッケージングや走行性能に関しては、ダイムラー・クライスラーの最新技術が惜しみなく導入されている一台なのだ。

《岡島裕二》

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