【最新カーナビ徹底ガイド2006春夏】クラリオンMAX960HD…見やすさアップの地図描画

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クラリオンは従来の国内向け商品に使用していた「アゼスト」ブランドを一新。グローバルブランドの「Clarion」に統一した。その新ブランドを採用したカーナビの第一号商品となるのが『MAX960HD』だ。

MAX960HDは、クラリオンのカーナビとしては初めて115万2000画素のワイド7型VGAモニターを採用。地図の表示色やフォントを改良し、短時間でも必要な情報を確実に読み取れるような工夫を施している。地図に表示される道の太さは、実際の道幅を反映させており、すれ違い困難路の把握もしやすい。これもVGA化によって、高精細な描画が可能になったから実現したものだ。

従来モデルでも採用されていた「スクエアビュー」は、VGA化によってさらにリアルなものになった。また、3D画面は視点の角度を調整できるようになり、現在地を中心とした前方のようすを把握しやすくする工夫が施されている。

地図に表示される文字の大きさは、ユーザーの好みやニーズによって変更できるようになっている。施設名を目印として走る場合は文字を大きく、道路のようすを把握したいときには“文字を小さく”すると便利。

そして“速度”も魅力のひとつ。起動のスピードはかなり速く、エンジンを掛けてすぐに地図画面が表示される。スクロールも従来型よりスムーズ。タッチしたところが次の瞬間には画面の中心にくるというのもわかりやすい。

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《石田真一》

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