マツダは、2005年からスタートした自動車リサイクル法に基づいて使用済み自動車のシュレッダーダスト(ASR)、エアバッグ類、フロン類の3品目について、2005年度の再資源化など実績を公表した。
2005年度はASR引取り量が2万9000トン、引取り台数16万8000台で、このうち1万8000トンを再資源化した。ASR再資源化率は63%で、法定基準の30%を上回った。車両のリサイクル実効率は約94%に相当する。
さらに、エアバッグ類の引取りは3万2000台、個数で5万1000個で、作動させずに回収した際の再資源化率は93%と法定基準の85%を上回った。フロン類についても適正に処理を行ったとしている。
特定三品目の再資源化に要した費用の総額は13億4483万円で、資金管理法人から払渡しを受けた預託金の総額は12億7299万円だった。このため、全体収支は7183万円の赤字となった。