気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2006年5月10日付
●北米トヨタ社長辞任、イメージ悪化に危機感 セクハラ訴訟、社内体制強化を発表(読売・8面)
●富士重、新社長に森氏「技術優先の企業風土変える」(読売・8面)
●キティちゃんPR大使に 三菱自(読売・8面)
●自動車税納付ネットでOK 東京・愛知などにシステム(朝日・9面)
●頂点目前、トヨタに死角はあるか(中) 品質管理、リコール続発、投資も重荷(朝日・10面)
●ステーションワゴン窮地、ブームから10年、時代はミニバン(朝日・10面)
●高騰ガソリン対策ばらまき、米2大政党、中間選挙意識抜本策遠く(朝日・10面)
●ヴィッツ首位 4月新車販売(毎日・8面)
●ロールスロイスは390万円で落札差し押さえ品車都がオークション(毎日・27面)
●自動車各社 水性塗料で環境対策(産経・10面)
●住友ゴム タイヤ年産1億本へ、タイに第2工場(日経・9面)
●ダイキン社外取締役、トヨタの池渕氏招く(日経・13面)
ひとくちコメント
東京都が税金の滞納者から差し押さえたロールスロイスやメルセデスベンツの高級外車など6台の乗用車の公売を都庁の都民広場で公開した結果、ロールスロイス(87年製)が見積価格の10倍近い390万円で落札されたという。きょうの各紙が社会面などで取り上げている。
都の公売としてはこれまでもインターネット上でオークションを行ってきたが、入札希望者が実物を見定められる対面型のオークション形式で実施されたのは初めて。お目当てのロールスロイスをゲットしたのは茨城県に住む製薬会社の女性社長だそうだが、390万円でセレブ気分を味わえることになる。