【BMW Z4 新型日本発表】FRハイパワースポーツ…「M」

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【BMW Z4 新型日本発表】FRハイパワースポーツ…「M」
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BMWは『Z4』シリーズに、走行性能を大幅に高めたリアルスポーツモデル「Z4 M」を追加発売した。シャシーもベースモデルの標準型「Z4」から大幅に改良されている。開発は、BMWのスポーツモデル開発子会社である「M Gmbh」が行った。

フロントサスペンションに新設計の軽量タイプを採用、リアサスペンションには剛性の高い『M3』用のものをベースとするものに換装されている。ステアリングシステムは正確な操舵感、良好なフィールを追求し、電動ではなく油圧式パワーアシスト機構のものが使われている。ブレーキはモータースポーツ向け車両「M3 CSL」と同様、M製のフローティング・コンパウンド・ブレーキ・システムを採用。100km/hからの緊急停止をわずか34mでこなす。

リアデフには速度感応型バリアブルMディファレンシャル・ロックを装備。とくにコーナー出口での加速時の操縦安定性、最適なトルク配分を得ることができ、路面温度の高低やドライ、ウェットなどのコンディションを選ばず、スポーツ走行を安全かつ高次元で楽しむことができるという。

FRハイパワースポーツの俊敏な走りを楽しみたい向きには、Z4 Mはぴったりのモデルだ。オープン、クローズド両ボディの重量差はほとんどないため、どちらのボディを選ぶかは純粋に好みの問題となるだろう。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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