三洋電機、世界初地上デジタルチューナーを内蔵したナビを日産と共同開発

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三洋電機、世界初地上デジタルチューナーを内蔵したナビを日産と共同開発
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三洋電機は、日産自動車と共同で、世界で初めてとなる地上デジタルテレビチューナー(12セグ+ワンセグ対応)を内蔵したナビゲーションシステムを開発したと発表した。

このナビゲーションシステムは「日産純正オリジナルナビゲーション2006年モデル」のフラッグシップモデル『HS706D-A』として、13車種に採用され、7月から発売開始する予定。

新機種では、「2ブランチLSI2」と呼ばれる2個のアンテナ、チューナを効率よく制御し、移動中の種々の電波状態(微弱電波、市街地、高速走行時)でも高感度受信を実現する。AVデコーダLSIと12セグ+ワンセグに対応したAVデコーダーの2つの独自開発LSIにより、チューナユニット部を大幅に小型化した。これによって地上デジタルテレビチューナー(12セグ+ワンセグ対応)をナビゲーション本体に内蔵することが可能になった。

さらに、12セグとワンセグを電波状態に応じて自動的に切換えるシステムも採用した。通常の電波状態では高画質である12セグ放送が受信でき、電波状態が悪化した場合には受信エリアが広がるワンセグ放送を自動で切り換えることで、アナログテレビのような画像の乱れや音声ノイズが少ない安定した映像・音声を受信できる。

《レスポンス編集部》

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