マツダは、20日からインテックス大阪で開催される「バリアフリー2006」に、5月下旬発売予定の、新型『MPV』助手席/セカンドリフトアップシート仕様車や『プレマシー』助手席リフトアップシート仕様車、スロープ式車いす移動車の『デミオi』および『AZ-ワゴンi』の合計4車種を出品すると発表した。
今回発売する新型MPVリフトアップシート仕様車は、専用リモコンか操作スイッチにより、電動で助手席またはセカンドシート(2列目左側)のシートを回転させることができ、シートが昇降する機構を備えている。
旧モデルに比べ、オートリクライニング機構を追加し、昇降時にシートの背もたれを最適なポジションまで自動的に倒すことにより、頭部のクリアランスを確保している。
さらに、下降時のシート座面地上高を従来の450mmから435mm(セカンドリフトアップシート車)とすることにより、車いすなどからの移動の負担が少なく、スムーズな乗降を可能にしている。これにより、車に乗降する際の介護される側と介護する側の負担を軽減することができる。
また、ユーザーの用途によってリフトアップシートを助手席、セカンド席(2列目シート左側)のどちらかを選択し装着することも可能。
MPV助手席/セカンドリフトアップシート仕様車は、持ち込み登録扱いで、「23F」グレードを除く全機種に設定し、幅広いニーズに応える。
販売計画は年間100台。