【三菱 トライトン 発表】タイで生産する世界戦略車、今年中にも日本導入

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【三菱 トライトン 発表】タイで生産する世界戦略車、今年中にも日本導入
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「ホイールベースとトレッドを決めるのに、1年もかかってしまいました。」というのは、『トライトン』の開発をまとめた三菱自動車工業商品開発・環境統括部門プロダクトエグゼクティブの上杉雅勇さん。

「アメリカ市場を考えれば主流はもっと大きなサイズですが、ガソリン価格高騰など最近の社会状況を考えれば大きいことが必ずしも有利とはいえなくなりました。世界中で販売するモデルなので、いかに多くの人に納得してもらえるようなサイズを決めるのに、時間がかかったのです」

トライトンは三菱自動車がラムチャパン工場(タイ)で生産するピックアップトラック。4枚のドアと2列のシートを持つ「ダブルキャブ」と2枚ドア&1列シートの「シングルキャブ」、そして2枚ドア&1列シートだがシングルよりもややキャビン後部が広い「クラブキャブ」のボディタイプがあり、タイ国内では90馬力から165馬力までの4種類のディーゼルエンジンをラインナップしたモデルだ。

タイでは2005年8月から販売がスタートしているが、2006年からはヨーロッパやオセアニアにも輸出を開始。今後は、アジア各国や中近東や中南米などにも拡大し合計140カ国に輸出する世界戦略車なのである。

興味深いのは、2006年の秋を目処に日本へも輸出の予定があること。日本では、トヨタ『ハイラックス』や日産『ダットサン』トラックなどがマーケットの縮小により国内販売を中止している中、中古車市場では高値安定をキープしているのがピックアップトラック市場の現状。日本で発売すれば“唯一の存在”となるだけに市場の反応が楽しみだ。

三菱自動車の関係者によると、日本にはダブルキャブにV6の3.5リットルエンジン搭載モデルを輸入する方向で調整中だという。

《工藤貴宏》

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