いすゞ自動車は23日、『フォワード』など4車種のフロントハブベアリングに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。02年12月から04年10月までに生産された1万8945台が対象。
ABS付き車両で、車輪回転速度検出用リングをフロントハブに取り付ける工程でキズが付いた治具を使用したため、フロントハブアウタベアリングのレース部にキズを付けたものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると異音やガタが発生し、アウタベアリングが焼き付き、最悪の場合は車両火災または脱輪に至る恐れがある。