三菱自動車は、タイの現地法人ミツビシ・モーターズ・タイランドで生産している新型ピックアップトラック『TRITON』(トライトン)の輸出が、2006年後半から本格的に開始すると発表した。
本格輸出は、2005年12月に先行して開始した欧州向け輸出に続くもので、オーストラリア、中近東、中南米、アジア・アセアン諸国や、日本など世界約140カ国に輸出する予定だ。
トライトンは、世界戦略車として開発、2005年8月からタイに市場投入した。乗用車並みの快適な乗り心地と直接燃料噴射式コモンレールシステムを採用した新開発ディーゼルエンジンによる力強い走り、斬新な内外装デザインなどが特徴。タイ国内発売後の累計販売台数は2006年1月までに1万6300台に達している。