F1の収入配分を巡り対立していたバーニー・エクレストンと大手自動車メーカーによるGPMA(グランプリ・マニュファクチュアラー・アソシエーション)。ここにきてシーズン前にもコンコルド協定延長に合意するのでは、との見方が濃厚となった矢先、マックス・モズレーFIA会長が爆弾発言。合意寸前だったメーカー側は反発を強めている。
モズレーは英BBCに対し、「F1から発生する収入をより規模の小さな独立系チームに配分することは、全体の競争レベルを引き上げるためにも論理的な選択肢」とコメント。これに対しメルセデスベンツ、BMW、ルノー、ホンダ、トヨタからなるGPMA側も、「モズレーの発言はFIAの管轄外のものであり驚いている」とのコメントを発表。
ちなみにF1の商業権はバーニー・エクレストン率いるFOMが所有している。