クライスラー・ジープ部門は、「ライバルはポルシェ『カイエン』」とうたった新型ジープ『グランドチェロキーSRT8』の価格を発表した。ベースが3万9995ドルから、と4万ドルを割り込む価格設定ながら、0-60mphの達成速度はカイエンターボを上回る。
エンジンは新型の6.1リットル「HEMI」V8を搭載、420馬力。注目の0-60mphは5秒を切り、これはクライスラーグループが販売する車全体の中でもダッジ『バイパー』に次ぐ2番目の早さだという。
こんなスポーツカー並みの走りに、ジープが築いて来たオフロード性能もしっかりと兼ね備えた、まさに最強のSUVと呼ぶにふさわしい車だ。発売は来年の1月から。
名門ジープブランドに、復活の予感だ。