アダム・オペル社は、『オペル・アンタラGTC(グラン・ツーリズモ・クロスオーバー)コンセプト』が、英自動車専門誌『オートカー』主催の「オートカー・アワード」のコンセプトカー部門で「コンセプトカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。
オートカー編集発行人、ロブ・アイハーン氏は「オペルはデザインを見直すことによって再び輝きを取り戻した。そのデザインとは決して先鋭的でも、奇をてらったものでもなく、真にプロフェッショナルなデザイナーらの手により、現時点で最も魅力的なファミリーカーが生み出されている」と評価した。
アンタラGTCコンセプトには、Vシェイプのラジエーターグリル、20インチのポリッシュ・アルミホイールなど、ダイナミズムを象徴するアイテムが散りばめられており、スポーツクーペとSUV双方のデザインを融合させている。一方、エンジンフード、ルーフモジュールには新型『ザフィーラ』のデザインが反映されているほか、ライトの形状などからも、オペルファミリーを強く意識した。