「世界最高のエレガンス」をうたい、ホワイトレザー、ウォールナットの化粧板などが美しい4座のスーパーロードスター『アズール』がベントレーブースのメイン(東京モーターショー、10月19日−11月6日)。
アズールは今年9月にフランクフルトモーターショーで世界初公開されたばかりというバリバリのニューフェイス。コロナドビーチやコートダジュールといった高級リゾートによく似合う、全長5mを大きく超える伸びやかなフォルムがこのクルマの見所だ。ディテールも丁寧にデザインされ、鏡面仕上げのホイールで足元もビシッと決めている。コンバーチブルのキャンバスは3層式で、クローズ時の静粛性は第一級。
エンジンはフォルクスワーゲングループのW型ではなく、同社に買収される前から使い続けてきた伝統の6.75リットルV8ターボ。改良に改良を重ねた結果、スペックは今や、最高出力457ps(336kW)、最大トルク89.2kgm(875Nm)にまで増強されている。
最高速度312km/hを誇るスーパーサルーン『コンチネンタル・フライングスパー』も同時に展示されている。休日ともなると、ブースの周囲は、この超高級車を見たり、写真に収めたりしようとする観客でいっぱいだった。それだけ価値があるモデルということか。