富士重工業(スバル)は8日、今年度の国内販売計画を期初時点の25万1000台から、23万7000台(前年度比6.7%減)へと1万4000台下方修正したと発表した。軽自動車の販売不振が主因で、竹中恭二社長は2006年半ばに投入予定の新モデルで「拡販を図りたい」と述べた。
今年度の軽自動車販売は、当初計画を1万台修正して13万4000台(10.8%減)とした。
軽自動車の不振について竹中社長は「『R2』で新しいコンセプトを訴求したが、マーケットの期待は広い室内空間などとなっている」と説明。新モデルは「トールワゴンで、軽市場のメインボリュームにぶつかるクルマを開発している」と明らかにした。