いすゞ自動車は、『ビッグホーン』の原動機に不具合があるとして、リコールを届け出た。ホンダにOEM供給の『ホライゾン』も同様。対象は98年2月から02年3月までに生産した1万2595台。
これらのクルマでは、原動機の燃料噴射装置のインジェクターの組立て工程が不適切で、プランジャーとバレルの隙間が大きいものがあり、オーリングが変形、損傷して機密性が損なわれ、燃料の軽油がエンジンオイルに混入するものがある。
使用を続けると、オイルパンの油量が増大し、ブローバイホースを経由して吸気管に軽油の混入したオイルが吸入され、原動機の回転が上昇するおそれがある。