シトロエンのプレスブリーフィング(19日)におけるスピーチのため東京モーターショーに来日したのは、海外輸出本部長のフレデリック・バンゼ氏。
日本初公開となるシトロエンのフラッグシップ『C6』を、「エレガンスなスタイルで精巧なメカニズムをもつC6は、歴代のシトロエンの名車の要素を凝縮したプロダクツだ」と評し、誇らしげに披露した。
C6は、「12月にはフランスのシラク大統領のところにも納入される」(バンゼ氏)とのこと。日本導入時期は現時点では決まっていないが、関係者の話を聞くと、「そう遠くない将来には」。フランスでの発売が05年末の予定であり、日本に関しても06年のうちには、というところか。
『C4』、『C5』の世界的な販売好調をアピールしたバンゼ氏は、日本における拠点拡充や販売実績上昇にも触れ、さらに「先のWRCラリー・ジャパンにおいて、シトロエンのセバスチャン・ローブが世界タイトル連覇を決めました」と報告。日本への親しみと、販売路線としてさらに重視する旨を強調した。