3日に発表されたトヨタ『ラクティス』には、『G-BOOK ALPHA』サービスに対応した30GB容量HDD搭載ナビが採用されている。2DIN形状の汎用型で、これまでのDVDナビに代わって、今後販売される新型車へメーカーオプションナビとして装着されるものだ。
G-BOOK ALPHA対応カーナビのうち、メーカーオプション(MOP)については、これまでモジュールタイプが『アルファード』に設定されるのみだった。6スピーカーシステムと組み合わせた価格は38万4300円(税込み)で、通信手段としてDCMをチョイスした場合にはさらに6万3000円(同)が必要だった。
ラクティスに設定されているのは2DIN-AVNタイプで、G-BOOK ALPHAサービスを含めた通信にはブルートゥース対応の携帯電話を使用する。4月に行われたG-BOOK ALPHAの発表会でサービス内容を説明するデモ機として使われていたが、実車への搭載が行われるのは今回が初めて。
モニターサイズはタッチパネル採用のワイド6.5型で、サウンドライブラリに約2000曲の音楽リッピング可能な30GB容量のHDDと、CD/MDドライブとAM/FMチューナー、6スピーカー、バックガイド付きリアカメラ、ハンズフリー通話などに必要なステアリングスイッチが組み合わされる。
価格は32万250円(同)で、CDプレーヤー搭載車には28万5600円(同)の追加で入れ替えることができる。