■全損の場合は新車をお届け
——車載通信モジュールからオーナーズデスクへの事故報告が保険の手続きも兼ねるわけですね。
中村 ええ。それに加え10個ある特約(注)をすべてつくりました。なかでも特徴的なのがレクサス車提供特約ですね。いままで全損した場合、お金でしかお支払いしていなかったんですね。それだと、お客様はまた車を買って諸手続をしなければならず、煩わしかったわけです。それを新しい同一の車を提供しようと。そのときは車だけでなく、登録などもすべてこちらで手続きをしてお渡しする。もちろん、オプション装置なども同じものをつけて渡します。もちろん、そのときに車種やグレードを変えようとか、オプションなどをグレードアップする場合は従来通りお金を渡すこともできます。
注:10の特約——(1)レクサス車提供特約(2)代替時登録諸費用特約 (3)ラージクラス代車提供特約 (4)盗難時鍵交換費用担保特約(5)緊急サポート高額補償特約 (6)ウェルキャブ車提供特約 (7)搭乗者傷害高額補償特約 (8)盗難時防犯設備設置費用担保特約 (9)車載携行品補償特約 (10)リーガルプロテクト特約
——その全損というのは、どういう基準で誰が判断するのですか。
中村 我々の損害担当の人間がいますので、その人が判断しますが、つけている補償金額の50%以上であれば全損ということになります。ですから、本当に車がぐちゃぐちゃでなければいけないということではないです。
——それから、全損したということになると、優先的に新しい車が手元に届くのですか。
中村 それはちょっと言いづらいですね。提供してもらうのは販売店になりますからね。我々としては、販売店さんと協力して極力お客様の希望に合うようにしていきたいと考えています。
■価格ではなくサービス
■レクサスオーナーズデスクでワンストップ
■全損の場合は新車をお届け
■グリーン車&スーパーシートで帰宅
■レクサスオーナーズ保険の例
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