計算上の可能性が消滅するまで常に最後まで可能性を諦めない現ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)も、フェルナンド・アロンソ(ルノー)のタイトル獲得を認めた。
4日、イタリアGPで2位に入り、アロンソはキミ・ライコネン(マクラーレン)に対するチャンピオンシップでのリードを27に広げた。
「チャンピオンシップの結果が出たことは将来を待つまでもない。キミの可能性はものすごく小さいものになった。アロンソがタイトルを逃すには相当のハプニングが必要だ。そういったことが起こりそうには見えない。僕にとっての可能性は潰えたしね……」とシューマッハ。
これまで5年連続で王座に輝いて来たシューマッハだが、その玉座を譲り渡す瞬間が近づいている。