★開発用テストコースで“危険”実感
ブリヂストンが栃木のテストコースで行なっている、「タイヤセーフティドライビングレッスン」ではタイヤの日常点検はもちろんのこと、ブリヂストンタイヤの開発用のテスト施設を利用して、普段の走行では経験することのことのできない走行状況を体験することができる。
レッスンはドライビングポジションの確認や、タイヤの日常点検の行ない方に始まり、ABSを作動させた急ブレーキの踏み方など、徐々にドライビングスキルの向上にもつながるプログラムが組まれている。その中で、タイヤの空気圧の違いや、溝の残り具合によってクルマの挙動が変化することを、身を持って知ることができる内容になっている。
中でも興味深かったのが、3つのテスト。ひとつ目はスキッドパッドと呼ばれる濡れた滑りやすい路面で、『スニーカー』と呼ばれるベーシックなタイヤと、最高級タイヤの『レグノGR8000』の乗り比べだ。円を描くようにスキッドパッドを走った際にはスニーカーとレグノでは、4km/hぐらいアンダーステアが発生する限界速度に違いが出た。安全性とは直接関係がないかもしれないが、同じサイズで1本あたりの価格が約5000円ほど違うタイヤの価値を、身を持って知ることができた。
★タイヤの日常点検から交通事故を減らす
★ランフラットタイヤでパンク走行
★開発用テストコースで“危険”実感
★ドライビング技術も上達
☆「タイヤセーフティドライビングレッスン」ホームページ
http://www.tiresafety.jp/tsdl/