三菱ふそうトラック・バスは、『エアロクイーン』『エアロバス』『エアロキング』の排出ガス循環装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は00年6月から05年3月までに生産した3105台。
これらのクルマでは、排出ガス循環装置(EGR)のパイプの強度が不足しており、排出ガスの熱によるパイプの伸縮やエンジンの振動などでパイプに亀裂が発生することがある。
使用を続けると、亀裂が進行して騒音が増大したり、亀裂部からエンジンルーム内に吹き出た高温の排出ガスにより、エンジンルーム内に設置した火災報知器が鳴るおそれがある。