スズキは、『スイフト』とシボレー『クルーズ』の動力伝達装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は01年4月から04年4月までに生産した7万8706台。
これらのクルマでは、トランスミッション内デフサイドギヤと左フロントドライブシャフトの嵌合部の抜け防止のために設けられているスナップリングの形状が不適切で、デフサイドギヤへの掛かり代が不足しているものがある。
使用を続けると高速走行時にスナップリングがドライブシャフトの中心方向に動き、嵌合が外れ、最悪の場合、タイヤに駆動力が伝わらなくなり、走行不能となるおそれがある。