【アストンマーティン V8ヴァンテージ 日本発表】エキセントリックな…

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【アストンマーティン V8ヴァンテージ 日本発表】エキセントリックな…
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アストンマーティン(アストンマーチン)『V8ヴァンテージ』のシャーシは完全な新開発。ボディはオールアルミ製で、電気溶接ではなく、航空機製造でよくみられる、接着剤によるボディワークを特徴としている。

ボディサイズは全長4382×全幅1866×全高1255mmと、高性能GTスポーツとしてはかなりコンパクトで、車重もV8エンジンを搭載しながら1570kgと、きわめて軽量に仕立てられている。

サスペンションは前後ダブルウィッシュボーン。一般の乗用車にみられるタイプと異なり、ボールジョイントを多用した、レーシングカー用のものに似たレイアウトだ。

エンジンルーム内を見ると、ストラットタワーがV8エンジンのブロック近くまで迫っており、ウィッシュボーンをはじめとするアームの自由長が十分に確保されていることがわかる。

ロール時の変位が少ないサスペンション、前1568mm、後1562mmというスクエアかつ広大なトレッドにより、前235/45R18、後275/35R19のポテンザをサーキット路面に効率的に押しつけることができるという。

V8ヴァンテージ:6月30日に日本発表・発売。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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