欧州向け ジャズ が中国製に

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ホンダと本田技研工業(中国)投資有限公司、広州汽車集団有限公司および東風汽車集団股有限公司による輸出用四輪車生産合弁会社の本田汽車(中国)有限公司(CHAC)が、小型乗用車『Jazz』(ジャズ、日本名『フィット』)の欧州向け輸出を開始したと発表した。
 
広州新沙港で輸出式典を開催、共産党広州市委員会書記の林樹森氏、広州市常務副市長の林元和氏らが来賓として出席した。
 
CHACは、中国自動車業界初となる輸出専用工場で今年4月から量産を開始した。生産機種は、ジャズで、2005年の生産量は約1万台を見込んでいる。CHACで生産するジャズは、全量がドイツをはじめとする欧州各国へ輸出され、ホンダの欧州現地法人を通して販売される。
 
CHACは、既存の四輪生産拠点である広州本田汽車有限公司と東風本田発動機有限公司がこれまでに培ってきた生産ノウハウ、調達ネットワークおよび、それらのスケールメリットを活用して、品質面、コスト面での競争力向上を図り、中国乗用車メーカーとして初めて欧州市場に向けた本格的な輸出販売を展開する。

《レスポンス編集部》

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