31日にフルモデルチェンジを行った日産『セレナ』は、2.0リットルの直列4気筒エンジンを搭載している。先代までは2.5リットル車も用意していたが、今回は2.0リットルに1本化されている。
このエンジンについて日産自動車商品企画本部の今本裕一さんは「先代のセレナには2.5リットル車もありましたが、販売比率は3%程度と低いものでしたので、新型では2.0リットルだけとしました」と説明する。
「この2.0リットルエンジンにはエクストロニックCVTが組み合わされており、実用域では先代の2.5リットルと同等のパフォーマンスを発揮してくれますので、全く問題はないと思います」
このエンジンとCVTはミニバンの『ラフェスタ』が昨年末に発売された時に同時に新開発された新世代ユニット。この新世代のユニットを搭載することで、充分な動力性能を確保することができるので、もはや2.5リットルは必要ないという考えのようだ。