【ホンダ ステップワゴン 新型発表】トップライトルーフもリビング感覚

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新型ホンダ『ステップワゴン』(5月26日発表・27日発表)のルーフには「トップライトルーフ」と呼ばれる、今までになかったガラスルーフがオプション設定されている。

トップライトルーフは長さ1680mm、幅500mmの大型ガラスがセカンドシート頭上を中心に設置される。

大型のガラスルーフなら『エアウェイブ』にも設定されており珍しくはないのだが、トップライトルーフの珍しいポイントは、透過率が低い白色のくもりガラスでできている点。つまり、このルーフは外の景色は全く見えず、完全に明かりを取るためのガラスルーフなのだ。

白色の合わせガラスは外の光を上手く取り入れながらも、UVカットガラスとなっているので、紫外線や暑さは抑えてくれる。そしてシェードを開ければ、室内は予想以上に明るくなる。ガラスを通した直接光ではないので、晴れた昼間に開けても眩しくはなく、優しい光に包まれる。

さらにガラスとシェードは6分割されており、各シートに座っている人の好みで明るさを調節することが可能。シェードは手動となるが、小さいので片手で簡単に開閉できる。一度に全部開閉したい時には不便だが、6分割のアイデアはユニークだ。

シェードを全部開くと6分割されたルーフが、どことなく小さい茶室の障子のようで可愛らしさ感じさせてくれる。また、オプションのフローリングフロアと合わせて装着すれば、リヤシートは、まさにリビングのような感覚になる。

せっかくガラスなので、多少は外が見えたほうが面白いような気もするが、全く見せないのも、このルーフを際立たせるひとつの手法なのだろう。

《岡島裕二》

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