三菱自動車は、ダイムラークライスラーに対する三菱ふそうトラック・バスの損失補償問題で、2005年3月期連結決算で、700億円を特別損失に計上すると発表した。
三菱自動車は、ふそうの品質問題及び一連のリコール問題で発生した損失の補償をダイムラーから求められ、3月10日に補償金の支払い、三菱自が保有するふそうの全株式を譲渡することなどで合意して契約した。
今回、契約が発効したことに伴って、三菱自動車は連結で700億円、単独で850億円の特別損失を計上した。損失見込み額は業績予想にすでに織り込んでいる。