【ニューヨークモーターショー05】クライスラーがパトカーに復帰

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クライスラーは、ニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー)でダッジ『チャージャー』のポリス仕様を発表。往年は約半数を占めていた警察車両のシェア奪還にかける。
 
クライスラーは、80年代初頭までダッジブランドの『モナコ』『コルネ』『ディプロマット』『ダート』やプリムスの『フューリー』、クライスラー『ニューポート』など、警察車両市場の45−60%を占めるシェアを誇っていた。

しかしベースとなる市販セダンのFFモデル化が進む中、V8エンジンと後輪駆動が好まれるポリスカー市場では徐々にシェアを減らし、90年代にはシボレー『カプリス』とフォード『クラウンビクトリア』などにほとんどのシェアを譲る格好になっていた。

2002年、12年ぶりにFFセダン『イントレピッド』を市場に投入した際も、全生産7万台のうち、4%をポリス向けに販売したが、1年で撤退。翌2003年末にはV8エンジン搭載のFRワゴン『マグナム』を投入、という経緯をたどっている。

そして今年、この市場を本格的に奪還すべく満を持して発表したのがチャージャーのポリス仕様というわけだ。

《ケニー中嶋》

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