ホンダは、二輪車や四輪車のユーザーを対象とする安全運転スクール「ホンダのバイクとクルマのスクール」の2005年度上半期(4月−9月)の開催内容を決定して発表した。
今年度は、四輪車のスクール「ホンダ・ドライビング・スクール」では、「中級コース」の開催場所や開催数を増やす。
二輪車のスクール「ホンダ・モーターサイクリスト・スクール」は、4月からの二輪車高速道路二人乗りスタートに対応し、従来から開催していた二人乗りカリキュラムの内容をさらに充実させた「タンデムコース」としてリニューアルして全ての交通教育センターで開催。
さらに、夕方から開催の「サンセットコース」、女性ライダー専用コース「レディースコース」の開催回数を増やす。
スクールは、二輪車・四輪車の特性を理解し、自らの運転能力を把握することにより、安全運転に対する意識と運転技術の向上を目的としたもの。
全国8カ所の交通教育センターを中心に開催し、指導は、経験豊かで高度な指導技術を持つインストラクターが担当し、実技を主体とした参加体験型カリキュラムを特色としている。
同社は、二輪車・四輪車のハード面での安全向上に加えて、安全を最重要課題のひとつとして位置付け、1964年に鈴鹿を皮切りに交通教育センターの活動を開始している。
安全運転スクールは、これまでに累計約31万人が受講している。