ホンダは、空冷4ストロークOHC単気筒400ccエンジンを搭載し、前後17インチのオンロードタイヤを装着したスーパーモタードイメージのスポーツバイク『XR400モタード』を29日から発売する。
XR400モタードは、粘り強い出力特性の空冷4ストロークOHC単気筒400ccエンジンを搭載した。キャブレター口径やミッションのギア比を専用設定することで、吸排気効率と加速性能を高め、低・中速域での扱い易い出力特性に仕上げた。
タイヤは、前・後輪に17インチのオンロードタイヤを装着し、軽量なアルミホイールと組み合わせることで、市街地での使い勝手の向上を図った。
フレームは、17インチタイヤの採用に合わせセミダブルクレードルフレームを専用設計した。また、ヘッドパイプまわりなどフレーム各部を強化し、高い剛性を確保することで安定した旋回性を実現したとしている。
足回りには倒立フロントフォークを採用し、高い衝撃吸収性と軽快な操作性にした。オンロードで優れた走行安定性を実現するために、最適なサスペンションストロークを設定した。ブレーキは油圧式ディスクブレーキを採用した。
スタイリングは、オフロード用フロントバイザーとタンクシュラウドを採用することで、本格的なスーパーモタードのイメージにした。
車体色は、ロスホワイトとホンダのモトクロス競技専用車で採用しているエクストリームレッドの2色を設定した。
価格は63万円。