シカゴモーターショーのプレスデイ2日目、ホンダは次期『シビック』の開発最終デザインといえる『シビックSiコンセプト』を発表した。ボディは現行のハッチバックからクーペに移行、よりスポーティに生まれ変わった。
シビックSiがアメリカにデビューして20年。Siは、「タイプR」がラインナップされていないアメリカでは、最もスポーティでイメージリーダー的役割を担ってきた。
今秋11月の正式発表を前に御披露目されたSiコンセプトは、北米仕様のシビックとしてはもっともパワフルな200HPの16バルブDOHC・4気筒「i-VTEC」エンジンに、クロスレシオの6MT、LSDの組み合わせ。足元は、18インチホイールとブレンボ製4ピストンキャリパーの4輪ディスクで固められた。
これ以上の詳細スペックは明らかにされなかったが、現行160HPのパワートレインはよりパワフルに、ルックスも若者に人気のクーペボディへと移行し、格段にスポーティなテイストにまとめあげられたコンセプトモデルは、次期シビックの最終デザインだ。