景気は回復に向かっているというが、まだまだ不景気を強く感じる昨今、クルマを買い換えるまでの期間は徐々に延びている。バブル経済絶頂期のころは「モデルチェンジごとに買い替え」という人も多かったが、今は新車として購入後5-6年の所有が一般的になっている。
では、そんなクルマに装着されたカーナビはどうなのか。こちらは約3年で買い換えるというデータもある。今はクルマが最初のユーザーの手を離れるまでに、ナビが2種類載るというわけだ。
クルマの技術が進歩するのは一段落したが、ナビの技術は日進月歩で進んでいるともいえる。ハードディスクにテレマティクスと、デジタルグッズだけに機能の陳腐化も激しく感じてしまうのは否めない。
そんな需要を見越し、東京オートサロン(14-16日:幕張メッセ)のホンダブースでは、ホンダアクセスがギャザズブランドのカーナビを展示していた。
昨秋に販売を開始した「ホンダ・インターナビプレミアムクラブ」対応モデルなど、注目されているモデルもタッチ&トライが可能な状態で展示されていた。ハードディスクにテレマティクス…と、最新の装備が自慢だが、ワイド2DINのオーディオが装着できるクルマなら旧モデルでも対応可能となる。
実車に装着されたものもあり、来場者の注目を集めていた。