三菱自動車は、軽自動車の『eKワゴン』を、内外観の質感向上や機能装備の充実など一部改良を実施するとともに、5速マニュアルトランスミッション搭載車を新たに設定して20日から発売した。
今回の改良では、新デザインのフロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプの採用により、従来のシンプルなイメージを引き継ぎながら、上質感を付加した。リヤコンビランプとスリーダイヤのエンブレムを強調したリヤゲートを採用した。
標準装備の13インチホイールカバー、メーカーオプション設定の13インチアルミホイールを、それぞれ新デザインの6スポークタイプに変更した。 ボディカラーは、ライトイエローソリッド、ライトグリーンマイカ、クールシルバーメタリック、レッドソリッドを設定するなど、新たな10色展開とした。
インテリアはインストルメントパネルにベージュ&ブラウンの2トーンカラーを採用。併せてメーター色をベージュとし、カップホルダー、プチごみ箱の色もブラウンとすることで、インテリア全体で統一感を高めて上質感を向上させた。シート生地とドアトリム生地を、モダンな織柄のニットとすることで、上質感を向上させた。
スポーティなブラックインテリアもメーカーオプションで設定した。また、ベーシックグレード「M」に、5速マニュアルトランスミッション搭載車を設定した。燃費は10-15モードで2WD車が21.5km/リットルを達成した。
Mには電動格納式リモコンドアミラーを、上級グレード「G」にはABSを標準装備とした。4WD車には霜などの曇りをとるヒーテッドドアミラーを標準装備とした。エアコンを改良し、冷暖房の性能を向上させた。キーレスエントリーキーは、目視による操作確認が可能なLED内蔵の新タイプを採用した。
価格はMの2WD/5MTが86万円。