フォード・モーターは、独自のロール・スタビリティ・コントロール「内蔵アンバランストラック」をフォード『エクスプローラー』などに相次いで標準装備、2005年までに50万台以上のフォード製SUVを搭載すると発表した。
このコントロール技術は全く新しい横転防止システムで、既存のシステムと異なってロール率(横転率)の変化を検出すると同時に起動し、車両の安定性を大幅に向上する。
2003年モデルのボルボ『XC90』に初めて搭載し、現在は2004年モデルのリンカーンSUVに搭載している。
2005年モデルのフォード・エクスプローラーのほか、リンカーン『ナビゲーター』、リンカーン『アビエーター』、マーキュリー『マウンテニア』、ボルボXC90に標準装備する。フォード『エクスペディション』ではオプションで設定する。
2005年末までに50万台以上のフォード社製SUVに搭載する予定だ。