三菱商事はマレーシアの自動車販売会社と合弁で三菱車を販売する新会社「三菱モーターズ・マレーシア」を設立する。来年1月以降、新会社が三菱車の販売権を取得し三菱車すべてを販売する。
合弁会社は三菱商事が52%、現地自動車販売会社のEONが48%を出資する。
マレーシアでは、現地自動車メーカー、プロトンに三菱自動車が出資、技術支援などを行っていた関係で、三菱車の販売はプロトンのラインアップと競合しない一部車種に限られていた。
しかし今年3月にプロトンと三菱自動車が資本関係を解消したことから、新会社を設立し、同国での三菱車の販売を本格的に拡大していくことにした。