29日に日産『ティーダラティオ』発売され、『サニー』は姿を消す。「サニーではなくティーダラティオとすることで、従来とは別のユーザー層も獲得できると考えています」と、ティーダラティオの開発責任者、松本秀二チーフ・プロダクト・スペシャリスト。
「トヨタ『カローラ』は素晴らしいクルマだと思いますが、トヨタのベーシックセダンという固定観念から、名前で損をしている部分もあると思います」という。
「コンパクトサイズのセダンでは意味がない、とお考えになるユーザーにも、ティーダラティオのパッケージを見ていただければ、興味を持っていただけると信じています」
「また、サニーのユーザー層は60代が中心でしたが、ラティオは50代をコアターゲットにしております。その点でもサニーの後継車ではないといえるでしょう」と語る。
長年続いたサニーというブランドを捨てることで、コンセプトの変更と、新たなユーザー層の開拓を計画しているようだ。