ヤマハ発動機、単独決算を上方修正…二輪とバギー好調

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ヤマハ発動機は、2004年9月中間期単独決算の上方修正を発表した。当初予想では、大幅な経常減益を予想していたが、増益となる見通しだ。

上方修正したのは、二輪車、四輪車バギー車、IM事業(※)の表面実装機などが予想以上に好調で、売上高、利益ともに増えたため修正する。

売上高は2900億円を予想していたが、3240億円に上方修正、経常利益も500億円の予想から730億円に上方修正した。前年同期が726億円で、微増ながら経常増益を確保する。中間純利益も50億円から65億円に修正した。

一方、ブラジルの二輪車、船外機製造子会社の経営・為替環境の変化に伴って同社に対するヤマハ発動機の出資金を減損することとし、有価証券減損額として営業外費用に32億6000万円を計上する。

※IM事業:IMカンパニー、社内カンパニー。事業内容は、表面実装機(サーフェイスマウンター)のほか、産業用ロボット、電動車いすなどの開発・製造・販売。

《レスポンス編集部》

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