【ホンダ レジェンド新型発表】“激変”のパッケージング

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【ホンダ レジェンド新型発表】“激変”のパッケージング
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4WDスポーツサルーンを標榜する新型ホンダ『レジェンド』(7日発表・発売)のフォルムは、FFミッドシップを売りにしていた旧型から劇的な変化を遂げた。

ボディサイズは全長4930(−65)mm×全幅1845(+25)mm×全高1455(+20)mm、ホイールベースは2800(−110)mm(カッコ内は旧型比)。

旧型はフロントオーバーハングが短く、前輪からAピラーまでの距離が長いFR車的なプロポーションだったが、新型では一転、Aピラーが前タイヤハウスの後端にかかる、キャビンフォワードの流れるようなフォルムが与えられた。

エンジン縦置きによるFFミッドシップ(エンジン重心を前車軸の後方に置く方式)の影響で無駄に長かったホイールベースも大幅に短縮され、前後オーバーハングとホイールベースの分割比はFFベースの4WDモデルとしてきわめて自然なものとなった。

一方、ドライバーの着座位置はFFベースのモデルのなかではホイールベース中央にかなり近く、新型レジェンドが運転を積極的に楽しむドライバーズサルーンであることを主張している。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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