トヨタ『アイシス』(28日発表・発売)のカタログを見ていたら、スペック表の「主要燃費向上対策」の欄にあった「充電制御」という文字が気になった。
アイシスでは2.0リットルモデルのみに採用されているこのギミック、調べてみたら『エスティマ』や『イプサム』など何車種かに採用されていることがわかったが、充電制御っていったいなんだ?
アイシスの発表会場にいたトヨタ関係者数名に取材してみたが、「充電制御」について精通している関係者はいなかった。
わかったことは、(1)オルタネータによる発電に制御を加えることで、燃費を向上させようとするシステムであること、(2)加速時には極力発電を休止し、エンジンパワーのロスを減らす、(3)減速の時は積極的に発電してエネルギーを有効活用する、ということ。
エンジンパワーのロスを減らすことで、アクセル開度を抑えて燃費を向上するという考え方らしい。機械的に作動するわけではなく電子的なプログラムで制御しているようだ。