【日産ムラーノ 試乗】その2…ゆとりある生活スタイル実践層に受けている

自動車 ニューモデル 新型車
【日産ムラーノ 試乗】その2…ゆとりある生活スタイル実践層に受けている
  • 【日産ムラーノ 試乗】その2…ゆとりある生活スタイル実践層に受けている
  • 【日産ムラーノ 試乗】その2…ゆとりある生活スタイル実践層に受けている
  • 【日産ムラーノ 試乗】その2…ゆとりある生活スタイル実践層に受けている
  • 【日産ムラーノ 試乗】その2…ゆとりある生活スタイル実践層に受けている

『ムラーノ』は、8月から予約を開始。9月に入った時点で約1000台のオーダーが入っているという。

内訳は3.5リッターの4WDが44%でFFが26.4%というから、3.5リッターでほぼ7割。やっぱりクロスオーバーSUVの魅力は大排気量で、ゆったり流すところにあると思うのだが、予約を入れた人もその点はよくわかっているようだ。予算的には余裕がありそうだし。

具体的な年齢層については、30代が一番多くて33.1%。そのあとに27.5%(40代)、26.9%(50代)が続く。

「子育てを境に前と後、生活に余裕を持った層を想定し、うまくマッチした」(日産自動車商品企画本部・三木啓司さん)というだけに、まずは目論見通りといったところか。

ちなみにボディカラーは、メインのブライトカッパーと呼ばれるオレンジメタリックが一番人気だ。

と、ここまでは順調なのは確かであるが、問題はこの後だ。発表前に予約を入れた1000人というのは、実車を見なくても(北米仕様は展示されていたが)、欲しい層。日本導入前にけっこうな数の並行輸入車が日本に入っていることを考えると、別に不思議ではない数字だ。

問題はこのあと、価格やサイズなどを考えると、売れに売れてということにはならないだろうが、コンスタントに売れなくては意味はないだろう。

ちなみに月販1000台目標というのも気になる。SUVでいうと、トヨタ『RAV4』やスバル『フォレスター』あたりの台数。ライバルの『ハリアー』は月にもよるが1500台ぐらいだ。(つづく)

《近藤暁史》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集