ダイハツ工業の神尾克幸専務は23日の『ムーヴラテ』の発表の席上、軽自動車市場が拡大しているため、同社の今年の軽販売計画を年初の54万台から55万5000台に修正したことを明らかにした。
ダイハツは当初、今年の国内軽市場を180万台と見込んでいたが、上半期で昨年実績を7万台上回ったたため、通年では187万台規模になると想定している。これに対応して自社の計画も上乗せした。
一方で神尾専務は「過去最高だった1999年の188万台を上回る可能性が高い」とも見ており、今後の市場動向によっては同社の計画を再度修正する考えも示している。シェアは昨年実績の29.5%を上回る29.7%を目指し、2年連続の最高更新を目標にしている。