前人未踏のドライバーズチャンピオン4連覇を果たすなどWRCに君臨し、昨季限りで引退したラリードライバー、トミ・マキネンが、WRCラリー・ジャパン(9月3−5日)で、ゼロカー=コース先行のオフィシャルカーをドライブする。
ラリー・ジャパン実行委員会がゼロカーのドライブをマキネンに要請、彼も快く承諾した。ただし前年までマニュファクチャラー登録ドライバーとして参戦していたマキネンがゼロカーを走らせることは、FIAルールでは原則禁止。全マニュファクチャラーチームの了承を得て、来日が実現した。
ゼロカーは競技車両がスタートする直前に競技スピードに近い速度でコースを走り、コースの安全が確保できているか確認するクルマ。マキネンが運転するゼロカーはスバルが提供する『インプレッサWRX STi spec C』となる予定。
「クルマには慣れていますが右ハンドル車は初めてなので、ラリージャパンまでに練習しておきます」とマキネンはコメント。