ダイハツ工業は、鉛を使用しない自動車用部品の採用を拡大すると発表した。新型車では、6月に発売した小型車『ブーン』から採用を開始しており、今後は軽の新型車へも採用する。
これによって日本自動車工業会の定める鉛使用量削減の自主目標を早期に達成する。既販車についても順次、切り替えていく方針だ。
自工会は、自主行動計画で、鉛・水銀などの環境負荷物質の削減に取り組んでいる。鉛については2006年1月以降。新型車1996年比10分の1以下を目標とし、各社ともラジエター、ハーネスなどで、対応部品の開発、投入を進めていく。
同社が新たに採用する鉛フリー部品は燃料タンクとホイールバランサー。