日産の本格派クロスカントリビーグルの『サファリ』がマイナーチェンジを実施し、エクステリアデザインを欧州仕様のスタイルと統一した。
今まで国内で販売されていたサファリのエクステリアは国内専用のデザインだった。しかしながらサファリの販売比率から言えば、国内販売は1%程度にしか過ぎず、そのために専用のデザインを継続するのは、コストの面でも効率が悪い。そこで今回のマイナーチェンジを機に、欧州仕様と同じデザインに変更された。
だが、このボディの変更には大きなメリットもある。欧州仕様はシンプルな形状のバンパーを装着しているので、前後のオーバーハングも短縮することができ、急坂などに侵入する際に車体が接触しにくくなっている。この欧州仕様のデザインのほうが、悪路踏破性が高いのだ。
また、今までもオーバーフェンダーが装着されていたが、今回の変更からは、よりサスペンションのストロークが確保できる大型のオーバーフェンダーを装着している。