【ホンダF1】バトン、エンジン交換に消えた初優勝

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ドイツGP(25日)で13番手スタートながら、力強い走りで2位表彰台を勝ち取ったB・A・R・ホンダのジェンソン・バトン。

金曜日のエンジン・トラブルさえなければ、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)をもしのぎ優勝も夢ではなかったとマクラーレンのデイビッド・クルサードが太鼓判を押すほど、素晴らしい内容だった。

予選では燃料を多めに積みながらも3番グリッド獲得。決勝レースではルノーのフェルナンド・アロンソとの激しい2位争いを真っ向勝負で制した。

さらにレース終盤ではヘルメットのストラップが緩み、風圧で持ち上がるヘルメットで首を絞められそうになるというアクシデントが発生したにもかかわらず、ストレートでヘルメットを片手で押さえつけながらポジションをキープした。

このバトンの力走に、B・A・R・ホンダのデイビッド・リチャーズ代表も「今までのベストの走りだった」と高い評価を送っていた。

《編集部》

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