フォルクスワーゲングループジャパンは22日、『ニュービートル』や『ゴルフ』など約8万4000台のリコールを国土交通省に届け出た。
エンジン制御プログラムが不適切なため、寒暖差の激しい時にO2センサーセラミック部に付着した水分により、センサーヒーター作動時にセラミック部に微細な亀裂が発生。このためセンサーが誤った空燃比信号を発信し、空燃比が濃くなってプラグが失火し、排ガス基準を満たさないおそれ。
これまでに88件の不具合が見つかっているという。対象は99年6月−02年7月に輸入したニュービートル、「ゴルフGLi」、「ゴルフCLi」、「ゴルフワゴンGLi」、「ボーラ2.0」の8万4079台。