ダイハツ工業は、大阪府庁の公用車用に燃料電池車を納車した。来年3月までリース方式で貸し出す。リース料金は月20万円。
ダイハツの燃料電池車は、『ムーヴ』をベースに開発した「ムーヴFCV-K-2」で、燃料電池スタックなどの主要なコンポーネントはトヨタ自動車から供給を受けて、トヨタとダイハツが共同開発した。
ダイハツでは、昨年2月に国土交通大臣認定を取得して公道試験を行ってきたが、今回初めてリースで販売する。最高速度は105km/hで、1回の水素フル充填での航続距離は約120km。
ダイハツでは、府に公用車としての使用やイベントなどで活用してもらい、走行データなどを収集して開発にフィードバックする。