スズキは、5月23−24日に浜松で開かれた「TRANSED2004 EXPO」で、新しいコンセプトとデザインで設計された電動車いすのコンセプトモデル『TM-30C』を公開した。
TM-30Cのコンセプトは、「室内での移動から自宅周辺のショッピングなど、気軽に出かけることの出来るモーターチェア」で、高齢者や軽度の障害を持つユーザーを対象にしている。
TM-30Cでは新しい操作方法として、ハンドル操作とレバー操作の特徴を融合した新しい操作方法を開発し、乗降性に配慮した機構や前輪駆動方式の新機構などを採用している。
新機構の採用に合わせ、機体のデザインも利用者を包み込むイメージのデザインを採用し、街中でも違和感のないファッション性の高いデザインが採用されている。